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《11》山田参助とG.C.R.管絃楽団 / 大土蔵録音 2020

ぐらもくらぶ (JP)

戦前の流行歌を限りなくオリジナルに準じたアレンジ/演奏と歌唱で、土蔵にて戦前型のマイク1本で一発同時録音し、戦前のテイストとロスト・テクノロジーの再現を試みた作品。


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《12》SAULT / NINE

FOREVER LIVING ORIGINALS (UK)

ESG、LIQUID LIQUID等の99 Records系のノリは相変わらず通底していながらも、ニッチ・ゾーンのパズルを埋めて行くようなサウンドがオモシロいです!


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《13》JOHN CARROLL KIRBY / SEPTET

STONES THROW (US)

タイトル通り7人編成で、スピリチュアル・ジャズにミニマリズムを大胆に導入して、果てにはブッといディープハウス・ゾーンへ突入する怪作!


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《14》GEZAN×EYE / GZN RMX

十三月 (JP)

GEZANの「狂(KLUE)」収録曲をEYヨ(BOREDOMS)がリミックスを手掛けた12インチEP!!!


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《15》COLOGNe / DEEP TALK EP

SAISEI (UK)

ディープ・テクノ名盤「DEEP TALK」から6曲セレクトされ、アナログ12"で再発!!! アナログ質感にもバッチリとハマり、これはマシーンソウルが息づく見事なリイシューとなったのではないでしょうか。


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《16》V.A. / SHADES OF SORROW - RARE CHICANO & BLUE EYED SOUL BALLADSシリーズ

ORACION (US)

スウィート・ムードがプンプンのブルー・アイド・ソウル・バラード・コンピ!!! 全曲捨て曲無しの夢見心地満点、審美眼がキラリと光る胸キュン・アイテム!


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《17》V.A. / MADE TO MEASURE VOL. 1

Crammed Discs (BEL)

初期クラムド・ディスクを代表するアーティスト達でコンパイルされたタイムレスお洒落アイテムが、2021年のレーベル設立40周年を記念してリマスター復刻!


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《18》RAGNAR GRIPPE / SAND

DAIS (US)

フランスの実験音楽名門レーベルShandarから1977年にオリジナルリリースされた、水音が滴るようなエコー感の中を、波紋のような電子音が寄せては返すメディテーショナル・アンビエントの傑作がリイシュー!!!


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《19》ANTHONY MOORE / OUT

P-VINE (JP) / DRAG CITY (US)

時代の先鋭的な成果を次々と送り出した鬼才アンソニー・ムーアによる幻の名作!!! ヒプノシスがデザインを担当したオリジナルジャケット仕様で再発!


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《20》V.A. / CHILL PILL III

PUBLIC POSSESSION (GER) / ritmo calentito (JP)

エレクトロニック、シンセ、ニューエイジ、スピリチュアル、ギター、ダブ、メランコリック、サイケからドリームポップまで、PUBLIC POSSESSIONの考えるバラエティ豊かな「チル」の進化系サウンド。


 

 

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新型コロナウイルスの気配も少しずつ薄れてきているように思われるのですが、まだまだ油断のならない状況が続いています。STAY HOMEな習慣にも慣れ(?)、「こうやって歩行の減退が促進され足がなくなっていくのか…」と未来に思いを馳せたりした2021年、皆さまはどんな音楽体験をしてきたのでしょうか。

《1》2021年、繰り返し店内プレイされた飽きることのない名編集盤!「私は小さな機材で録音することを始めました。今は16トラックのミキサーがあります。そして電子ドラムも。これはフルオーケストラの印象を与えることができます。驚くべきことに、昼夜を問わず好きなだけ自由にミュージシャンを使うことができるのです。」…このアンリ・サルヴァドール本人のコメントが全てを物語っています。

《2》ジョン・ケージの「フォンタナ・ミックス」を高速アップデートしたような「等身大XXX」も独走ブッチギリでしたが、やはり2021年ロスアプソン・メモリアルは、こちらの「止まらなガール」です!このアルバムから、DOMMUNEにて配信された当店の番組「LOS APSON? 27th Anniversary "DAMAGEXPRESS" #10 SUPER SPECIAL」でもDJプレイしまくったり、ロスアプソン店主・山辺の個展「beyond the sexy girl」へ至るビビビ・インフルエンスもあったりで、大変刺激になった作品です。

《3》ロスアプソンの最重要アイドル!渡邉浩一郎による世紀の奇盤「まとめてアバヨを云わせてもらうぜ」に続く1977年と80年代前半の未発表音源が、遂にこの世に拡散!永遠に聴けるトラップだらけの音楽迷宮館。まだ相関図「まだ縁起」も探してYOチェックです!

《4》これは当店の西新宿時代に、オリジナルのSAHKO盤を少し入荷してみたらスゲ〜お気に入りで、「よっしゃ!気合い入れて売るぞーーー!」って思ったら、レーベル側にもうストックが無かった未練たっぷりの脱力名盤が、2020年に復刻されてました〜!安定の独bureau bからのリイシューなので、しばらく在庫確保はできるかと思います。

《5》ロスアプソン2021年度ワールド部門の大スイセン盤!このヤミツキ度はハンパありませんでした。一度店内プレイが始まると無限ループ状態になって、よく異国トリップしたものです。アフリカ~アラブ~インド洋のテイストが絶妙に入り混じった、コクがあるのにクドくない中毒性の高いサイケ・ターラブの世界を是非ともご堪能下さいませ。

《6》「ロスアプソンで昔から売ってなかった?」という妄想を抱いてしまった逸脱名盤!ユートピア・ヴィジョン渇望ゆえの辺境感覚への接近が顕著で、オブスキュア&クール・ドープ感が満開です。当店が初期から欲していた“FAR OUT”ゾーンが見事に結実していて、拍手を送るしかありません。

《7》西新宿時代の当店のみで限定200枚のCD-Rで販売され、完売となっていたENITOKWAの幻のトラック集が、ドイツ/ベルリンの新興レーベルFuture Friendより「Re-Promo.」として二枚組アナログ12インチ盤でリイシュー!これは、メデタイと言うしかありません!エニさんおめでとう!

《8》「まるで2021年のコロナ禍の世に放たれるべく秘蔵されていたかのような、ポストパンデミックな“音泉”が世紀を跨ぎ遂に御開帳!!!!!!! いま、人類にとって必要不可欠なのは、変異株にも効くワクチンの接種と、故・ヘンリー川原の源泉を両耳から魂に直接かけ流す行為だ!!!!!!!」(宇川直宏)

《9》もっともっと話題になるべき作品!このアルバムは来年も推しであることにマチガイない!現代過剰情報処理能力を身に付けた人間達のためのダンスミュージック。このアルバムを何度も聴いて生まれてくるグルーヴ感は、意外にも(?)脳BRAINの諸作とのパラレル近似性を垣間見たり…。

《10》やっとやっとの再発で嬉Pーーー!!! とにかくこのアルバムは、大名曲「SNAPPY TURNS」が入っているんだから“買い”なわけですよ!人間味溢れる演奏とマーク・ペリーの鼻声で斜め昇天!嗚呼…。スメグマも真っ青!?のズンドコ・オルタナ・ロック「I Live - He Dies」を収録したEP音源をボーナス収録。

※DJ MIX作品や売れ筋アーティスト達(メルツバウインキャパシタンツヘア・スタイリスティックス虹釜太郎等)の関連作品は、当店の定番・特別枠扱いとなりますので、くまなくチェックをよろしくお願い致します!

(LOS APSON?店主・山辺圭司)
[2021.12.27.]

LOS APSON?

2021年12月28日に幡ヶ谷FORESTLIMITにて開催した「2021年にLOS APSON?がビビビっ!ときた作品の年間50選チャート!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 発表会」でも、今回の年間ベスト選出作品について解説しておりますので、是非ともご覧下さい!!!