2018年にLOS APSON?がビビビっ!ときた作品の年間50選チャート!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《11》鶴岡龍とマグネティックス / -COMPLETO-

-IMAGE CLUV- (JP)


アルバム「LUVRAW」に、一瞬で売り切れた「甘夏 EP」を追加収録して「-COMPLETO-」としてメデタく再発!!! こりゃ男でも、むせび泣きゲットなアイテムですよ!

《12》V.A. / CHICAGO SOUTH SIDE 1923-1930

FREMEAUX & ASSOCIES (FRA)


1920年代のニューオーリンズからシカゴへ北上していったジャズの黄金時代。

《13》MOCKY / A DAY AT UNTIED

HEAVY SHEET PRODUCTIONS (US) / windbell (JP)


マジカルなムード漂う音楽の共鳴/共有をスッポリと楽しんでいて、その良質なバイブスはこちら側の心をもほんのり溶かし、少しばかりウキウキの平穏感で満たしてくれます!

《14》INOYAMALAND / DANZINDAN-POJIDON [New Master Edition]

ExT Recordings (JP)


日本のアンビエント、環境音楽の伝説の名盤が再リリース!

《15》Yen Shiromaru / nddI

TRIP CHILDS RECORDINGS (JP)


70'sマジカル・パワー・マコ〜戸張大輔〜半野田拓〜初期のオオルタイチなどのキーワードにピピピっときたリスナーは是非ともチェック!

《16》ORCHESTRE TOUT PUISSANT MARCEL DUCHAMP / ROTOROTOR

RED WIG (GER) / MOI J'CONNAIS (CHE)


「マルセル・デュシャンの全能オーケストラ」と名付けられたスイス/ジュネーヴを拠点とするグループの3枚目。

《17》新崎純とナイン・シープス / かじゃでぃ風節 c/w Visible Cloaks / かじゃでぃ風節 (Visible Cloaks Remix)

EM RECORDS (JP)


「琉球ペットサウンズ」と呼ばれる必殺の1977年録音が、Visible Cloaksによるリミックスをカップリングして夢の音盤化。

《18》V.A. / 雲の向こう A JOURNEY INTO 80'S JAPAN'S AMBIENT SYNTH-POP SOUND

Jazzy Couscous / HMV record shop (JP)


80年代の日本のエキゾチックなアンビエントや環境音楽を、日本在住フランス人のAlixkunが探求した2枚組LPコンピ!

《19》HIROSHI SATO / ORIENT (WEWANTSOUNDS盤CD)

WEWANTSOUNDS (FRA)


キーボード奏者/ソングライター/シンガーの佐藤博が1979年にリリースした3rdアルバムで、ニューエイジ・シティポップ的な名盤!!!「いやしかし、このワビサビな極楽感は日本人特有ですよね」と、再確認。フランスWEWANTSOUNDSからの逆輸入/再評価がスカっとハマっている、ナイスなリイシュー!

《20》Chabuca Granda y Don Luis Gonzalez

XENDRA MUSIC (PER)


1974年にリリースされたエレガントな珍名盤!滋味溢れるハイブリッドな実験精神が息づいています!


2018年間チャートをざっと見てもらうとわかりますけど、今年は日本国産音楽が目立ちますよね。10位以内に4つも入っています。そういう事なのですね。海外のお客さんからの日本の音楽への注目度も俄然アップしました。提供が完全に追いついていないですが、それもまた現実でありましょう。ということで、チャートを見て参りましょうか。

《1》
この銀盤の中毒性はヤバかったですね。完全にメロー沼状態で抜け出せませんでした。アンビバレンスな感情を歌うTSURUOKA RYUによる「OMAE (demo)」に斜め目線(?)で悶絶キュンとし、Wool&The Pantsの醒めたスカスカなファンクネスに痺れました。とても2018年の風を嗅ぎ取ったプライベート感覚なのに、数多の感性に通底しそうなフィーリングを含んだタイム&ジェンダーレスなパッケージングだと思います!

《2》
名曲盛りだくさんの、こちらのクオリティーも素晴らしかった!安定のバイブス。来年は違った側面を披露する作品も準備されているようで、楽しみです。

《3》
これもビックリ&ウキウキが止まりませんでした!次から次へとユニークな楽曲が登場し、脳内がヘンテコ・ワンダーランド状態になり、ここはイメージ源泉・感覚シェルターかと思いました。

《4》
これに気付けるのも、一つの至福ではないでしょうか。ここから先には広大なルーツ・ミュージックの大海が広がっています。DISC 3なんかはフィールド・レコーディングものを聴いて培った感覚をフル活用して接してみて頂きたい、王道音楽の「際」を嗜む現代的センス内容ではないかとっ!?

《5》
その素晴らしい音質の仕上がりに唖然となった逸品!クリアーで立体的な音像は、1977年の作品ながら、現代に生き生きとフレッシュに蘇っていました。正に2018年度のアナログLP盤リイシュー大賞ではないでしょうか。

《6》
こちらも内容&音鳴りも素晴らしかったオススメ作!どんなリスニング環境でも良い感じに鳴るであろう仕上がり。音楽探検隊仲間Shhhhhが、一生懸命日本ツアーをサポートしていましたね(8位のR VINCENZOくんのことも)。

《7》
オルタナティブな活動領域から浮上した、ユニークなハイブリッド感に魅了された一枚!混血を感じるセンスと電子音の不思議な融合。ナウいっ!?

《8》
ブラジル発の無国籍集団Voodoohop系の中でも、ディスコの革新者ロン・ハーディーみたいなハラハラ感を伴った人物!来日時に当店にも来店してくれましたが、日本の古いレコードをいろいろ探していましたね。ちなみに、とてもフィーリング・ナイスな方でした。

《9》
STRUGGLE FOR PRIDEのヒリヒリとした空間を覆い尽くすエネルギー量にヤラれた方も多かったのではないでしょうか。疾走/放流/カタストロフィ、そして忘れない都会に生きるセンス。DISC 1の中納良恵との歌と音の放射の極み「MAKE A RAINBOW」に圧倒され、FEBBによる「TRUE TO MY TEAM」を聴いたら、夜の街へ繰り出したくなります。

《10》
阿波踊りの源流の市井の市民による、生々しい音楽への姿勢と空気感にもハッとさせられました!上手いとかヘタとかの領域をすっ飛ばした、一時の日常を忘れる為(メモリアルすることであるかも?)の音楽をすることの原石に触れるような内容に感動しました。

P.S.:ロスアプソンに入荷したDJ MIXものや、売れ筋アーティスト達のメルツバウやヘア・スタイリスティックス、うっど漫まん a.k.a. WOODMAN関連、GRUX関連、虹釜太郎関連などは、当店の定番・特別枠扱いとなりますので、くまなくチェックをよろしくお願い致します!


(LOS APSON?店主・山辺圭司)
[2018.12.18.]