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《1》URBAN VOLCANO SOUNDS / blue hour

URBAN VOLCANO SOUNDS (JP)

数々の現場(?)を渡り歩いてきたであろう男のシティー・ブギー感が炸裂でタマりません!!!


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《2》坂本慎太郎の2ヶ月連続リリースシングル

zelone (JP)

非日常の中での日常を描いた歌詞が印象的な「好きっていう気持ち」と、浮遊感溢れるメロウなワウギターと哀愁漂うサックスに感傷的な歌詞が乗る、ジャジーなミッドブギー・チューン「ツバメの季節に」の、アナログ7インチシングル連続リリース。


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《3》JAZZ ROCK 琴/日本の民謡(2020年リイシュー盤)

MR BONGO (UK)

日本民謡をジャズ・ロック?で染め上げ、1973年にリリースされた世界注目のジパング・サウンドが、な、な、なんと英MR BONGOからアナログLPリイシュー!!!


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《4》V.A. / Intenta Experimental and Electronic Music from Switzerland 1981-93

BONGO JOE (CHE) / DECALE. (FRA)

1981年から93年までのスイスのエクスペリメンタルシーンの底力を世界に提示した意欲作!!!


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《5》DWART / ELECTRICIDADE ESTETICA

STRANGELOVE (NZL)

80年代のポルトガルの実験音楽デュオDWARTの初期未発表音源/ライブ音源を編集した2019年リリースのアナログLP盤!!!


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《6》柳家紫朝 / 大津絵 両国

リクロ舎 (JP)

柳家小春の師匠でもある柳家紫朝の生涯を2枚組CDと本で追った作品。


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《7》石原洋 / formula

zelone (JP)

雑踏から立ち現れる電子音や空間エフェクトの数々と演奏の同居したミュータント・ミュージックコンクレートは、新たな聴取体験の提案であると言えます!!!


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《8》AKSAK MABOUL / FIGURES

Crammed Discs (BEL) / WINDBELL (JP)

今までの歴史を全て注ぎ込み洒脱にニッチ・ポップの金字塔を打ち立てた感のある、聴けば聴くほど胃もたれせずに発見のある、素晴らしく豊かな内容!


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《9》DJ ACID A MANNER / XPERIENCE TRAXXX

L.S.D L.T.D

脳BRAINの変名=DJ ACID A MANNERの、正気とは思えない高速コンデンスド・コラージュ作!!! 様々なリスペクト&アイロニーも盛り込まれ、こりゃ気が狂いそうだっ!?


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《10》NO TONGUES / LES VOIES DE L'OYAPOCK

ormo (FRA)

ワイアピ族、テコ族等の先住民とのワークショップやフィールドレコーディングの素材を構築した、ハイブリッド・イマジネーション溢れるボーダーレス・エクスペリメンタルな内容に興奮!


 

 

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2020年は新型コロナウイルスの席巻により、世界的な共有感覚を自ずと持つことになりました。友人・知人や国内外のアーティスト達にも気軽に会えなくなり、STAY HOME状態が続き、自粛の気運も高まりましたが、食べて、寝て、散歩するだけでは満たされない心の隙間を埋めてくれる音楽の必要性を感じた方も多くいたのではないでしょうか。そんな渦中での、ロスアプソン年間ベスト50選です。

《1》洒落っ気たっぷりの完成されたアーバン・ブギー・ナンバーが目白押しの、URBAN VOLCANO SOUNDSによる1stアルバム!!! ゲストプレイヤー起用のハマったセンスも素晴らしかった! 既発7" EPの楽曲も別バージョンで収録されているので、ファンはその辺もチェックをお忘れなくぅ〜。

《2》2020年、最も印象的な時代に寄り添う楽曲を7" EPと配信で2作連続リリースした坂本慎太郎。微かな予言、希望、そして現実を研磨した言葉と、脱力しながらも筋の通った演奏で、さらりと届けられましたが、やはりそのセンス(?)に俄然魅了されました。染み入ります。

《3》箏曲家の沢井忠夫&沢井一恵、尺八奏者の山本邦山、ジャズ界から前田憲男、猪俣猛など手練れ演奏家を召集し異種混合交流を試みたアルバム。日本民謡をジャズ・ロック(?)で染め上げ、1973年にRCAからリリースされた世界注目の和モダン・サウンドが、なんと英〈MR BONGO〉から復刻。その事実に衝撃を受けました!

《4》期待していなかったのに(正直でスミマセン…)ズルズルとハマり込み、気がつけば毎日こればかり聴いていた。敏感センスを持つ脳BRAINに、ある日の納品時に「また聴いてますね、スイスの」と言われ、本当にしつこいほど聴き込んでいたので、なんだか少しハズカシくなった思い出が…(なんでだ)。スイスのシンセウェーブ〜エクスペリメンタル・ポップ〜DIYオルタナティヴ〜プレ・テクノ界隈の底力を思い知らされました。
※P.S.:35位に選出した“MEGA WAVE ORCHESTRA”は関連アイテムですので、こちらもチェックをお忘れなく!

《5》新鋭レーベル〈STRANGELOVE〉がなんだかビビビっと気になって、オーダーしてみたら面白くてビックリしたやつ! 80年代ポルトガルの実験音楽デュオ、DWARTの初期未発表/ライブ音源を編集したアナログLP。いろんなものがこんなに溢れている時代でも、ピュア・ニッチな匂いを嗅いだような気がしてワクワクしました!

《6》その洒脱なセンスに度肝を抜いた逸品。正道からタフに逸れる手腕に脱帽。粋の中にアヴァンギャルディズムが息づく、確認するべき独創芸の素晴らしさ! 特マストだと思います。

《7》石原洋の23年ぶりのソロアルバム。雑踏から立ち現れる電子音や空間エフェクトの数々と演奏の同居したミュータント・ミュージックコンクレートは、新たな聴取体験の提案であると言えます。

《8》40年ぶりに完全新作アルバムをリリースした、〈Crammed Discs〉創立者マルク・オランデル率いるアクサク・マブール。今までの歴史を全て注ぎ込み、ニッチ・ポップの金字塔を打ち立てた感のある、聴けば聴くほど胃もたれせずに発見のある、素晴らしく豊かな内容。

《9》2020年、ロスアプソンにて華麗に?旋風を巻き起こした脳BRAIN a.k.a. DJ ACID A MANNERによる、正気とは思えない高速コンデンスド・コラージュ作。45回転/ピンクのキッチュでドぎついカラー12インチでラヴ・エクストリームも最高潮!

《10》フランスのアヴァンギャルド・ジャズ・ユニットNO TONGUESによる2020年リリースの2nd。先住民族とのワークショップやフィールドレコーディングの素材を構築した、ハイブリッド・イマジネーション溢れるボーダーレス・エクスペリメンタルな内容に興奮します。

※DJ MIX作品や売れ筋アーティスト達(メルツバウインキャパシタンツヘア・スタイリスティックス虹釜太郎等)の関連作品は、当店の定番・特別枠扱いとなりますので、くまなくチェックをよろしくお願い致します!

(LOS APSON?店主・山辺圭司)
[2020.12.21.]

2020年12月22日にFORESTLIMITにて開催した「2020年にLOS APSON?がビビビっ!ときた作品の年間50選チャート!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 発表会」でも、今回の年間ベスト選出作品について解説しておりますので、是非ともご覧下さい!!!