2018年にLOS APSON?がビビビっ!ときた作品の年間50選チャート!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《31》COLORED MUSIC / INDIVIDUAL BEAUTY (2×12"盤)

HMV record shop (JP)


お蔵入りしていた幻のセカンドアルバムと同時期に制作していた未発表音源をメンバー監修の下、再構成してリリース!

《32》空中水泳 / 世界の世界

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トリップ感満点の時空飛行アイテムなので、みなさんも聴いてトンでみましょう〜〜〜。

《33》Nonturn / Territory

Audiobulb (UK)


写真家で音楽家のNonturnによる渾身の1stは、自身の写真作品のためのサウンドトラック。

《34》AIRWAY / Live at MOCA

HELICOPTER (US)


16人編成のゴージャスなノイズ塊。日本から“Team Airway Japan”として、Jojo広重、冷泉淳、康勝栄、美川俊治、大野雅彦、橋本孝之、石上和也、内田静男、坂口卓也が提供した音源もミックス!

《35》BENJAMIN PETIT DELOR / GET KARTOON

LE SAULE (FRA)


変わったおもちゃ箱を無軌道にひっくり返すような、激速ポルターガイスト・サウンドに無意味にK.O.されてみましょう!?

《36》SWEET ROBOTS AGAINST THE MACHINE / 3

BETTER DAYS / NIPPON COLUMBIA (JP)


テイ・トウワの変名プロジェクトSweet Robots Against The Machineの16年ぶりの3rdアルバム!YMOネタ要素を散りばめたテイさんのサウンドも流石です!(スネークマンショー以降のナンセンスも嗅ぎ取っちゃいますよね)

《37》SUGAI KEN / てれんてくだ TELE-N-TECH-DA

Discrepant (UK)


日本の伝統を解体再構築した、新奇な日本像が脳裏に浮かび上がるオモシロ内容!

《38》ゑでぃまぁこん / 眩暗眩花

pong-kong records (JP)


〈ゑでぃまぁこん〉の一つの完成形を見るようなフルアルバム!美しい気が流れるような音像は、未熟という初心をも忘れない大胆さをも持ち合わせ、現実とファンタジックな仮想世界をリンボー感覚で行き来できます。

《39》Paul Page and his Paradise Music / Pacific Paradise

SUBLIMINAL SOUNDS (SWE)


効果音も盛り込んだ、夢見るようなミラクル・ハワイアン・ワールドをたっぷりとご堪能下さいませ!

《40》DEREK BAILEY / AIDA (HONEST JON'S盤2LP)

HONEST JON'S (UK)


ソロなのに激しくテンションの高いベイリーを堪能できる「AIDA」に、BBCラジオのために録音された未発表トラックを収録した一枚を追加して2枚組アナログLP盤でリイシュー!!!


2018年間チャートをざっと見てもらうとわかりますけど、今年は日本国産音楽が目立ちますよね。10位以内に4つも入っています。そういう事なのですね。海外のお客さんからの日本の音楽への注目度も俄然アップしました。提供が完全に追いついていないですが、それもまた現実でありましょう。ということで、チャートを見て参りましょうか。

《1》
この銀盤の中毒性はヤバかったですね。完全にメロー沼状態で抜け出せませんでした。アンビバレンスな感情を歌うTSURUOKA RYUによる「OMAE (demo)」に斜め目線(?)で悶絶キュンとし、Wool&The Pantsの醒めたスカスカなファンクネスに痺れました。とても2018年の風を嗅ぎ取ったプライベート感覚なのに、数多の感性に通底しそうなフィーリングを含んだタイム&ジェンダーレスなパッケージングだと思います!

《2》
名曲盛りだくさんの、こちらのクオリティーも素晴らしかった!安定のバイブス。来年は違った側面を披露する作品も準備されているようで、楽しみです。

《3》
これもビックリ&ウキウキが止まりませんでした!次から次へとユニークな楽曲が登場し、脳内がヘンテコ・ワンダーランド状態になり、ここはイメージ源泉・感覚シェルターかと思いました。

《4》
これに気付けるのも、一つの至福ではないでしょうか。ここから先には広大なルーツ・ミュージックの大海が広がっています。DISC 3なんかはフィールド・レコーディングものを聴いて培った感覚をフル活用して接してみて頂きたい、王道音楽の「際」を嗜む現代的センス内容ではないかとっ!?

《5》
その素晴らしい音質の仕上がりに唖然となった逸品!クリアーで立体的な音像は、1977年の作品ながら、現代に生き生きとフレッシュに蘇っていました。正に2018年度のアナログLP盤リイシュー大賞ではないでしょうか。

《6》
こちらも内容&音鳴りも素晴らしかったオススメ作!どんなリスニング環境でも良い感じに鳴るであろう仕上がり。音楽探検隊仲間Shhhhhが、一生懸命日本ツアーをサポートしていましたね(8位のR VINCENZOくんのことも)。

《7》
オルタナティブな活動領域から浮上した、ユニークなハイブリッド感に魅了された一枚!混血を感じるセンスと電子音の不思議な融合。ナウいっ!?

《8》
ブラジル発の無国籍集団Voodoohop系の中でも、ディスコの革新者ロン・ハーディーみたいなハラハラ感を伴った人物!来日時に当店にも来店してくれましたが、日本の古いレコードをいろいろ探していましたね。ちなみに、とてもフィーリング・ナイスな方でした。

《9》
STRUGGLE FOR PRIDEのヒリヒリとした空間を覆い尽くすエネルギー量にヤラれた方も多かったのではないでしょうか。疾走/放流/カタストロフィ、そして忘れない都会に生きるセンス。DISC 1の中納良恵との歌と音の放射の極み「MAKE A RAINBOW」に圧倒され、FEBBによる「TRUE TO MY TEAM」を聴いたら、夜の街へ繰り出したくなります。

《10》
阿波踊りの源流の市井の市民による、生々しい音楽への姿勢と空気感にもハッとさせられました!上手いとかヘタとかの領域をすっ飛ばした、一時の日常を忘れる為(メモリアルすることであるかも?)の音楽をすることの原石に触れるような内容に感動しました。

P.S.:ロスアプソンに入荷したDJ MIXものや、売れ筋アーティスト達のメルツバウやヘア・スタイリスティックス、うっど漫まん a.k.a. WOODMAN関連、GRUX関連、虹釜太郎関連などは、当店の定番・特別枠扱いとなりますので、くまなくチェックをよろしくお願い致します!


(LOS APSON?店主・山辺圭司)
[2018.12.18.]